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173年ぶり!見えた!奇跡の瞬間をみんなで観察!

5月21日、金環日食を観察するために多くの生徒たちが朝早くから学校に登校し、教職員と一緒に173年ぶりの大天文ショーを観察しました。

当日は金環日食が観察できる時間帯を考慮して、生徒たちが余裕をもって日食が観察できるように、通常より登校時間を1時間遅らせることを実施。学校では日食観賞用下敷きを100枚用意し、その時を待ちました。しかしながら日食が始まる6時19分の時点では空は厚い雲で覆われ、雨がぽつぽつ降り出すあいにくの空模様。日食の観賞は厳しい雰囲気でしたが、その後時間が経つにつれて空が徐々に明るくなり、うっすらと太陽が顔を出すこともあり、欠けはじめた太陽を見て生徒たちからは驚きの声が上がっていました。

そして金環日食の瞬間を迎えた7時30分、奇跡的に雲が程度よく薄曇りの状態になり、大空にきれいな太陽のリングがくっきりと姿を現し、生徒・教職員一同、大歓声が上がりました。この感動的な瞬間をみんなで共有することができ、生徒たちにとっては思い出に残る1日になったことでしょう。

次に東京で金環日食の観測ができるのは300年後という貴重な体験、これを機に生徒のみなさんには自然科学に対する関心を高めてもらいたいと思っています。

(画像は学校にて本校教員が撮影)