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マルチメディア表現コース デザイン・アート展鑑賞会を実施

 マルチメディア表現コース(1・2年生対象)では、1月25日(土)にコース行事として、六本木ヒルズ内の森美術館にて開催されている「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ―人は明日どう生きるのか―」の鑑賞会を実施しました。
「未来と芸術展」公式ホームページはこちら  DSC_0998  本展は、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションから構成されており、100点を超えるプロジェクトや作品が紹介されています。AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題やライフスタイル、そして社会や人間のあり方が提案されています。
DSC_1009DSC_1015DSC_1004  セクションを移動するに伴って、自然とひとりひとりに「これでいいのだろうか」という現在とその延長線上にある未来に疑問を持たせる仕掛けとなっており、「デザイン」に必要な先見性や現状の分析、課題解決のためのアイディアと具現化するためのアプローチなど、本展の鑑賞を通じて、生徒たちは楽しみながらも強い刺激と問題提起を受けていました。
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 3Dプリンターなどの技術の利便性と可能性に魅力を感じる反面、遺伝子技術では恐ろしさを感じずにはいられませんでした。答えのない課題に対して思考を武器に格闘するデザイナーやアーティストたちの姿に、コース生一人一人が表現者として感じる部分があったのではないでしょうか。