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在校生

【国際キャリアコース】中国 九江同文中学の先生方とオンライン交流(1/19・1/20)

1月19日・20日、文部科学省主催、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター※が実施・運営されている「新時代の教育のための国際協働プログラム」「初等中等教職員国際交流事業」の一環として「中国教職員招へいプログラム(中国とのオンライン交流)」を行いました。

本校は「学校での交流プログラム」実施校として、中国の九江市同文中学の先生方13 名と、オンラインで交流しました。

※公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU: Asia-Pacific Cultural Centre for UNESCO)は、ユネスコの基本理念に基づき、多様な文化が尊重される平和で持続可能な社会の実現に資するため、アジア太平洋の人々と協働し、教育と文化の分野において地域協力・交流活動を推進しています。

当日は、国際キャリアコース1〜3年生の生徒約100名と教職員が参加し、「総合的な探究の時間」「中国語」「英語表現」の授業紹介や相互交流を行った後、最後に教職員同士の交流会を実施しました。

国際キャリアコース長による、当日のレポート

いよいよ冬季オリンピックが開催間近となった中国。九江同文中学は、長江流域の江西省に位置する中高一貫校です。
在籍生徒5,000人のマンモス校で、日本の学校とはスケールが桁違いです。そのぶん先生方の人数もとても多いので、今回はその中でも英語の先生方との交流を行いました。
コロナ禍ですっかりおなじみとなったZoomを使い、オンライン形式での交流会となりました。

中国との時差はわずか1時間。時差を気にせずお互いの学校活動の時間で交流できるのも、ご近所の国ならではの強みです。
国際キャリアコースの生徒達は、外国語で日本の文化を分かりやすく紹介したり、生徒手作りのエトワール紹介動画をお見せしたりと大活躍。
Zoomを使ったプレゼンテーションはなかなか大変ですが、日頃の授業でプレゼン発表をする機会も多く、コロナ禍でオンライン授業を受けることにも慣れている生徒達は、こうした大切な場であってもしっかりと結果を出すことができました。
「エトワールの生徒は本番に強い」と感じることが多いですが、やはり日頃の積み重ねが本番で生きてくるものだと実感します。

日頃学んでいる英語や中国語が役立ちました!
初対面ということもあり、少々緊張気味で交流がスタート

質疑応答の時間で、エトワールの生徒から「男女の恋愛は自由ですか」という質問が飛び出しました。
中国の先生「校則で禁止されています」
これには皆ビックリ!こんな校則はエトワールにもありません。


さらに、中国の先生から「エトワールはどうですか?」との質問が。
そこで、司会者からの指名で回答することになったのは、本校の英語科大ベテランのS先生。
「ん…それは…もちろん校則で禁止しているわけではありませんが…。だからといって、高校生は勉強の方が大切ですし……」
と、何やら歯切れの悪い答えがむしろ笑いを誘い、その場の雰囲気が和みました。

今回、中国で英語を教えている先生方と交流して分かったこと。

自分の母国語ではない言葉をいかにして習得するかは、人類永遠のテーマだということです。

英語学習で苦労すること、悩んでいること、いろいろなことを分かり合えたことは、私達にとっても大きな励みになりました。

他国との交流には新しい発見がぎっしり詰まっています。交流から得られるものの大切さを改めて感じた、素晴らしい時間になりました。

九江同文中学の先生方、ありがとうございました!