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イギリス・ロンドン修学旅行レポート

【イギリス・ロンドンより帰国】

●マルチメディア表現コース レポート

10月31日、イギリスより帰国しました。皆疲れも見えましたが、両手一杯にお土産を抱えて、満足そうにそれぞれ帰路について行きました。

今回の修学旅行では、生徒達一人一人が目標をもってイギリスに向かいました。イギリスの美術を学びたい、イギリスの人々と交流したい、イギリスの歴史を学びたい、などなど。恐らく、目標を完全に達成出来ていない生徒がほとんどなのではないでしょうか。「もっとあれをすればよかった」「もっとこうしてみればよかった」という課題が残ったはずです。

しかし、それが正解なのだと思います。課題を向上の糧に。失敗を次への挑戦に。

実は今回の旅中、現地で暮らす2人のゲストが、我々を迎えてくれました。2人とも本校の卒業生で、国際キャリア生とマルチ生として、数年前にイギリスに修学旅行で訪れています。彼女達も修学旅行の経験がその後の進路に大きな影響を与えたようです。

成田で飛行機を降りた生徒達の目は、すでに前を向いています。今回の旅がどのような意味を持つのか、今後の生徒達の学習活動を見守って行く中で、その成果を楽しみにしたいと思います。

一人一人に課題を見つけた旅。

そういった意味でも、今回の修学旅行は大成功だったと言えるのではないでしょうか。

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【イギリス・ロンドン4日目】

●マルチメディア表現コース レポート

ロンドン4日目です。実質、活動最終日の今日は、修学旅行最大のイベント、班別の市内自由研修をすることになっています。事前の下調べと、英会話がどこまで通用するのか、期待と不安を胸に一同バスに乗り込みました。

午前はナショナルギャラリーの見学会です。ダビンチ、ゴッホ、モネ、ルーベンス、 フェルメールなど、誰しもが聞いたことのある美の巨匠達の作品が、文字通り目と鼻の先ほどの距離で見られる、夢のような空間です。
普段はデジタルの作品を扱うことの多い生徒達も、改めて手描きの表現方法の奥深さ、指先から直接表現された美術作品の力強さにすっかり魅せられているようでした。(昨年から館内での写真、ビデオの撮影が許可されているようです。英国の美術に対する寛大さに脱帽です)

美術館を後にして、いよいよ自由研修の拠点コベントガーデンへ。大きなマーケットがあり、オシャレな雑貨屋さんやカフェも多く、通りでは大道芸人が見物人を盛り上げる賑やかな場所です。そこでいったん解散し、5時間半の自由研修に入りました。

image集合時間になり、一つ、二つと班が帰還してきます。みな一様に興奮しているように見えました。恐らく、それぞれが大なり小なり、日本ではできない経験と挑戦をしてきたのでしょう。一人一人の顔に何処と無く自信と達成感が感じられました。これから時間をかけて、私たち大人が見ていないところで繰り広げられた、彼女達の冒険談を聞いて行きたいと思います。

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ロンドン最後の夜は、市内にある素敵なホテルのレストランでスリーコースディナーを頂きました。メインはローストビーフ。歩き疲れた生徒達も、すっかり元気になって、お互いの自由研修時にあった苦労話やトラブルの話に華を咲かせていました。

いよいよ、明日、イギリスを離れる日を迎えます。最後まで気を抜かず、いい思い出となる修学旅行にしたいと思います。

●国際コースレポート

今日はホストファミリーのもとを離れ、ロンドンへ戻って班別に自由研修を行ないます。お世話になったホストファミリーとのお別れは、たった二晩でも淋しいもの!暖かく見送ってくれたファミリーに感謝しつつ、バスへ乗り込み二日ぶりにロンドン市内へ戻ります。

自由研修の時間は、10:30から17:00までのたっぷり六時間半!生徒達はロンドンの地下鉄を利用しながら、前もって自分達で計画していた目的地を目指します。みんなで協力し、分からなければ誰かに聞いて、路線図とにらめっこしながら、それぞれに有意義で濃密な六時間半を過ごしました。

IMG_1291全員が無事に集合し、本日の夕食へ。ロンドン最終日のメニューは、ボリュームたっぷりローストビーフ。一日歩き回って腹ぺこのはずだった生徒達ですが、あまりの量に完食しきれなかった生徒もいたほど…。おそるべし!

【イギリス・ロンドン3日目】

●マルチメディア表現コース レポート

image スクランブルエッグが人気

イギリスに着いて、二回目の朝を迎えました。昨晩ミュージカルを鑑賞した生徒達は、少し眠そうにしながらの朝食です。ちょっと疲れているかな、という心配をよそに、みんなモリモリ食べていました。

さて、本日のテーマは『優雅』。みんなで英国の優雅に触れて行きたいと思います。

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まずはウィンザー城です。ロンドンから50分ほど車で移動して到着。王室が今でも実際に利用しているこのお城では、当時の貴人達の優雅な暮らしぶりが、現在でもリアルに感じられます。城内に所狭しと置かれている調度品や、展示されている宝飾品は豪華の一言です。その後、お城周辺の街を自由散策。昼食も、それぞれがcafeなどに入り、英語でのオーダーに挑戦しながらとりました。

続いて一行はロンドンから更に離れて、長閑な風景の広がるコッツウォルズに向かいました。小川が流れ、自然と調和するように佇む石造りの家々。都会の喧騒を離れて感じるここの時間の流れは、とても緩やかなものでした。最後には、イギリス人が月に一回は催す、アフタヌーンティーを体験するため、マナーハウスへ。本格的なティータイムのフルコースをたっぷり時間をかけて堪能しました。この日は生徒達もアフタヌーンティーに合わせて、ちょっとおめかしをしており、素敵な雰囲気のお茶会になりました。

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今日一日で、貴族達の暮らしぶりや、自然に囲まれた暮らし、人と会話を楽しむティータイムと、イギリスの人々の優雅な時間の使い方に触れました。空間は違えど、そこにあるのは、目の前にいる人との「時間」、自分の「時間」を大切にしているということ。何か、今の生活にヒントを与えてくれる、そんな体験をすることが出来た気がします。明日はいよいよ実質最終日。限られた時間ではありますが、積極的にいい時間にしていって欲しく思います。

●国際コースレポート

朝 9:00。それぞれのホストファミリーに見送られつつ、生徒達が集合場所に集まります。日本語の通じない空間で過ごしたドキドキハラハラの一晩は、日頃勉強している英語を最大限実践する大きな機会であったはずです。冷めやらぬ興奮と多少の疲労を表情に残しつつ、バスに乗車し本日の目的地へ向け出発。

カンタベリー大聖堂内部

午前中は、イギリスを代表する作家チョーサーの『カンタベリー物語』でも知られる、カンタベリー大聖堂を訪れました。広い聖堂、大きなステンドグラス、教会内に流れる荘厳な空気に、生徒達は圧倒されているようでした。大聖堂を取り囲む街並みも、まるでおもちゃのような可愛さ!各々カフェやレストランで昼食をとった後、海沿いの街ドーバーへと向かいました。

ここは長いヨーロッパの歴史の中で、古くからイングランドの玄関口となってきた場所。この街を通して様々な人・モノ・文化がヨーロッパ大陸と島国イギリスとを行き交いました。

カンタベリー国際コースの生徒達は日頃の授業で世界史Bを履修していますが、これらの内容について授業で取り扱うのはもう少し先。ですが、これから学習する事項をこうして現地の空気とともにふれることができるのは、何とも贅沢過ぎる予習と言わざるを得ません。

今日はホストファミリーの家庭に戻ってもう一晩を共に過ごし、明日は再びロンドン市内へ戻ります。一緒にいられる時間はたったの二晩ですが、愛情をもって接してくださるファミリー達の温かさに、生徒の心も大いに動かされているようす。帰国後も心に残るような大切な出会いとなるように、今晩もたくさん交流して絆を深めてほしいものです。

【イギリス・ロンドン2日目】

2日目です。天気は曇り。
まさにイギリスらしい気候の中、今日から本格的に修学旅行の始まりです。
皆んな体調も良く、朝からたくさん食べました。普通であろう紅茶の味も、心なしか美味しく感じられます。

旅行最初の見学場所はバッキンガム宮殿!
今日は女王陛下もいるようで、王室の旗がたなびいていました。
そこから一旦バスに乗り込み、一通り市内観光です。ビッグベン、テムズ川、ロンドン塔と回り、一同セントポール大聖堂美しい鐘の音が生徒の胸に響きました。

 

image セントポール大聖堂

中に入ると荘厳な内装に圧倒されます。聖堂としては珍しく、ステンドグラスがありません。そのため屋内には自然光が多く差し込み、とても澄んだ光を感じる聖堂でした。

昼には名物のFish&Chipsを堪能。
イギリス料理に対する前評判を、十分覆す味に皆大満足の様子でした。

 

image 欧州を熱狂させた 碑石 ロゼッタストーン

午後は、英国の抱える宝物たちが、一堂に会する大英博物館へ。ロゼッタストーン、ミイラ、ギリシャ神話に登場する神々の彫像といった、教科書の中でしか見たことのなかった展示品の質量に、ただただ感嘆するばかりです。

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夕食を食べ終え、2日目のクライマックス。希望者参加型のミュージカル観劇です。昨年には映画でも話題になった『レ・ミゼラブル』です。本場のミュージカルは、細かい言葉の意味までわからなくても、生徒達の胸を打つには充分の迫力でした。中には涙を流す生徒も。

ボリューム一杯の1日を終えて、生徒達もすっかりイギリスの虜に。彼女達の目が、なんでも吸収してやるぞ!と言ったような力強さを帯びてきました。
明日も非常に楽しみです。

●国際コースレポート

国際コースは今日からマルチメディア表現コースと別ルートで観光。午前中にセント・ポール大聖堂を訪れ、ロンドンの景色を一望できるドームのてっぺんまで登ってきました!また、世界史に登場する偉人、イギリスを代表する軍人であるウェリントンやネルソンの墓を見学することもできました。

ウィンザー城

バッキンガム宮殿で記念撮影をした後ランチ(もちろんFish&Chips!)、その後はロンドン郊外に足をのばし、ウィンザー城を見学。歴史を感じる厳かなたたずまいに、生徒達も感じ入っていたようでした。

時差ぼけを感じることも無く、生徒たちは元気いっぱいに一日を満喫していたようすでした。ですが、国際コース修学旅行のメインイベントはここからです!それは、今晩から現地のファミリーの家に滞在するホームステイ。不安と期待が入り混じるなか、生徒はそれぞれのホストファミリーとご対面。それぞれの家で一晩を過ごし、ファミリーと親睦を深めます。明日朝再集合するまでに、きっと充実した時間を過ごしてくることでしょう。

【イギリス・ロンドン1日目】

国際キャリアコース、マルチメディア表現コースの生徒たちが楽しみにしていた、ロンドン修学旅行に出発しました。

IMG_0542国際コースは、今まで磨きをかけた英語を本場イギリスで試します。イギリスの家庭でホームステイをしながらイギリスの伝統的な文化も体験できることでしょう。

マルチメディア表現コースの生徒にとっては、ヨーロッパの西欧文化に触れる、またとないチャンスです。大英博物館では世界中のいろいろな作品に出合い、自分の作品に磨きをかけるインスピレーションをもらえるかもしれません。

成田空港には朝早くの集合でしたが、遅刻や欠席の生徒も無く、無事に全員で12時間の空の旅へ。
お忙しい中、見送りに来て頂いた保護者の皆様、ありがとうございました。
機内では、ビデオを鑑賞したり、機内食に舌鼓を打ったり(パスタが絶品でした!)、おしゃべりしたりと、それぞれが思い思いに楽しんでいました。

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そして、ついに、ロンドン着!

image 入国審査で少し緊張していましたが、いよいよバスに乗り込み、街へ。
生徒たちの目が、耳が、脳が一気に覚醒。車窓の外には、イメージでしかなかったヨーロッパの街並みが惜しげもなく広がっています。
はやる気持ちを抑えつつ、一路ホテルへ。いよいよロンドンでの日々が始まります。

ここから、5日間、旅の模様をお伝えしますので楽しみにしてくださいね。